忍者ブログ
読書日記
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

千葉という名前の死神が、仕事で人間界におりてきた時の7日間×6回のオムニバス。
うち3つが少しつながってて、
途中「重力ピエロ」の春くんとゆうスペシャルゲストもいて(ものすごいちょい役だけど)
エンターテイメント小説として大変満足感の高い一冊でした。
これも千葉とゆうキャラクタ設定が一番の要なのかな。
彼さえいればあと何編でも小説が生まれそう。
でもきっと彼が仕事をした中でもピカイチな出来事をピックアップして小説にしたんだろうね。
千葉はかなり冷静で客観的なので読者としては彼に入り込んで世界を見てみる。
そうすると魅力的な人々が見えてくる。
あれだけ交流しといて生と死を決めるときはあっさりしてるのが人間くさくなくていい。
私的には恋愛で死神が一番好き。(タイトルはいまいちだけど)
最後まではらはらしました。

とゆうか、ネット検索かけて初めて映画化されてたの知った!
しかもこの映画のCM見た事あった。カッコイイ映像だなーって。
映画は、タイトルデザインが可愛くて、でも死神だし
ちょいグロ系のロマンチックファンタジー(?)見たいなのを想像してた。
原作はもう少し堅実な感じ。あーでもそうでもないかな?
それよりキャスト、主役の2人がイメージにぴったりすぎる。
PR
遺伝学をキーワードにした家族のストーリーでした。
起承転結はシンプルで先が読める展開なのですが、
要所要所に思いがけない回想シーンが入ってきておもしろいです。
ひとくぎりづつにタイトルがつけられていて
連結したショートフィルムを見ているような感覚でした。
話的にはシリアスな題材(少年犯罪、異父兄弟、病気など)がストーリーのメインなので
読む前までは重いのかな?と思っていました。
ですが、登場人物がとにかくファニーで明るい要素をたっぷり持っていたので
読んでいて気分が和らぐ事が多かったです。
まずメインの兄弟の名前がいい!
泉水と春で英語にすると同じ単語らしいのですが、
そうゆうちょっとした設定がたっぷり詰まっていて楽しかった。
特に春は文中の多くの女性に人気ですが、魅力的な人でした。
あとは会話に引用が多いのも知的な感じでおもしろい。
本棚を見るとその人のひととなりが分かるとはよく聞きますが、
たしかにこういう話が好きなんだなと分かるとその登場人物をより知った気持ちになりますね。
うーん。でもタイトルの付け方と冒頭と終結の1行など、本全体の演出が好き。
トータルで全部綺麗に整地されている小説でした。
フィクションはこう完璧に演出されているとすごく読んでいて清々しいです!
おもしろかった!好みのタイプの小説でした。
5人の若い男女が成り行き(?)で同居する話なのですが
まず、各タイトルが同情人物の名前と職業になってるのがアイデアものです。
それだけキャラが立ってるんでしょうかね。
キャラクターものってちょっと前からはやってますよね。分かる気がする。
ちなみにこの話はオムニバスです。オムニバスの神髄のような設定ですよね。
設定だけもらって、放っておいたら次々おもしろそうな話が生まれそうな魅力的な5人です。
私は特に4番目のサトル君がお気に入りです。
若者特有の繊細なんだか強いんだかわからない性格が共感出来ます(または共感したい?です)。
一番年下で甘え上手なのに実は一番冷めてて、しっかりしてるのに周りに感化されやすい。
周りの受け皿があるならばそういう人間がお得だよなぁ。そんな願望を満たしてくれますよ。
5人もいれば誰かしらお気に入りがいるでしょう。
サブキャラもまた魅力的なんだな。美咲さん(大人なのに自由奔放な人)とかおすすめです。
全然違う設定なんだけど、どこかしらみんな無邪気で
でももう年齢的に無邪気って違くない?って思われてそうな所が切なさをさそいますね。
ある程度大人になってしまうと、無邪気さは性格的には影ですよね。
この人、社会に適応出来ないからこんなに無邪気なのかなー?とか、
なんか過去にトラウマがあるから無邪気に振る舞ってるのだろうか?とか思われちゃいそう。
この5人もそんな無邪気さをもれなく抱えています。

それにしても文章が不思議。
一見普通っぽいんだけど、かなり詩的でちょっとポエムっぽいかと思えば
妙な現実感でどうでもいいことまで詳細に風景が描かれていて独特ですね。
私は結構、比喩たっぷりの現実の痛い所に触れないような小説が好きなので
実際のテレビドラマのタイトルが出てきたりしてたまにびっくりしました。
本人たちが自分の内面を語ってるポエムっぽい所の方が好き(笑)
とゆうか完全フィクション派なので現実と小説とが混ざっちゃいそうな所がものめずらしいのかも。
実際ものめずらしいかなぁ。。
登場人物が現在実在の有名人に会ったことがあるとかいう話になってくるとちょっと混乱する。
架空は完全なる架空であってほしい。

でも、一緒に住んでみたいなーって思うほどおもしろかったです。
最後はちょっとシュールな感じで終わるのですが、
そのエピソードに対するサトルの対処がまた秀逸なんですよ。
ブログ内サーチ
ブログランキング
忍者ブログ [PR]